日本では就職・転職の世界が5歳上がると別世界
日本では就職・転職の世界が5歳上がると別世界
以前に、ひっそりと、YouTube動画を公開した理由でもあるのですが…。
私と同世代(40代後半)の転職活動の情報を発信している人が、ネット上を見てもほとんど居ません。
YouTubeで就職活動をしている就活生に人気のユーチューバーの方も、何人かいらっしゃいますが…
不思議と、30代、40代でも40代前半の方ばかりです。
それより上の世代の方は、ほとんど居ません。
自分と5歳年齢が異なる人の体験や意見はまるで参考にならない
20代、30代前半、30代後半、40代前半、40代後半、50代…
世代別に「まったく世界が違う」ため、違う世代の体験・意見は参考にならない
…というのが、現実です。
現在、50歳手前(40代後半)である私にとって、たった5歳下の、40代前半の方々が発信している情報が、まるで参考にならないのです。
しかも、例えば現在は2020年(令和2年)1月ですが…。
現実の時代情勢も、数年経てば、大きく変わってきます。
いま現在では、世間でいくら『人生100年時代』などと叫ばれようとも…。
実年齢が「5歳上がる」ごとに、加速的に就職・転職情勢が厳しくなります。
未来はわかりませんが、数年後には、「人手不足による職場の崩壊」が激しくなり、ひょっとすると、年齢による厳しさは変わってくるかもしれません。
しかし、とにかく、いまは非常に厳しいです。
人間、本当に理解するには、体験・経験が必要です。
当たり前ですが…
20代の人は、30代を経験したことがありません。
30代の人は、40代を経験したことがありません。
40代前半の人は、40代後半を経験したことがありません。
私はいま、40代後半ですが、当然、50代を経験したことがありません。
経験したことがない人に、助言などできるはずもありません。
経験したことがない人の意見が、あまり役に立たないことは多いです。
ですので、私は、自分より上の世代である、50代以上の方に対しては、何のアドバイスもできません。
自分の転職の方向性をお若い世代の人から疑問視されましたが…
その方とは、「見えている世界が違う」のです。
それが、どうしても伝わらず、苦しいです。
年齢が上がるにつれて、身体などが徐々に衰えていくことは、仕方がないと、割り切ることができます。
しかし、年齢が上がるにつれて、純粋に年齢が高いというだけの理由で、職業選択の自由がなくなっていく日本社会は、なかなか割り切ることができません。
【第11回】中高年(就職氷河期)世代のつぶやき 人手不足なのに中高年は不要という日本社会現実
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