就活生へ。「情報の海に溺れるな」「とにかく調べろ」「思考停止するな」「他人と比較するな」「置かれた場所で咲くことも大切」
就活生へ。「情報の海に溺れるな」「とにかく調べろ」「思考停止するな」「他人と比較するな」「置かれた場所で咲くことも大切」
就活生へ。(就職活動をしている新卒予定の学生へ)
(高校、専門学校、短大、高専、大学その他すべて)
情報の海に溺れるな
とにかく調べろ
思考停止するな
他人と比較するな
置かれた場所で咲くことも大切(最後は縁も大切)
最近、興味深いブログ記事を拝読した。
takoyakitabetai.hatenablog.com
全面的に内容に賛同する気持ちはないのだが、少なくとも、
「2. 大手はやめろ」
「3. 調べろ!!!!!!!(圧)」
…などは、頷ける部分が多い。
本当、この逆を行っている学生さんの多いこと、多いこと。
情報の海に溺れるな
近年、「学歴フィルター」という言葉がすっかり定着した感がある。
私は、「学歴フィルター」は、学生層自身が作り出していると考えている。
本当に、一部の国家公務員キャリアの世界などを除いて、世の中の大部分では、学歴なんて誰も気にしていない。
そもそも、長年いっしょに働いている同僚であっても、その人の学歴なんて知らない場合がほとんどだし、仮に知ったとしても、それで態度が変わることなんてない。
学歴の価値なんて、世代や時代で変動するものであるし、過去の歴史よりも、いま現在その人がどんな知識と能力があって、どんな人間性か、ということの方がはるかに重要なのである。
何故、一部の大企業が「学歴フィルター」などを使っているのか。
それは、インターネットが普及したために、気軽に入社希望(エントリー)が行える環境が整ってしまったせいで、誰もかれもが有名大企業に「とりあえずエントリー」することが増加し、一企業に対して、何万ものエントリーが来ることが当たり前になってしまったためであろう。
一方で、学歴不問で人材を登用している優良企業も、本当はかなりある。
そういう優良企業は、一般人には知名度が低いというだけで、実は本当に良い企業だったりする。
優良企業で学歴不問、人物重視という企業はたくさんある。
とにかく調べろ
上記のような優良企業の情報は、待っているだけでは入ってこない。
無論、ネットの情報なんてウソばかりである。
自分の手足を使って調べるしかない。
世の中の、業界の、本当の仕組みを調べるのである。
思考停止するな
一般人でも知っているような超有名企業にエントリーが集中するという現象は、就職活動をしている学生自身が「思考停止」しているとしか思えない。
有名大企業に入ることが「勝ち組」とか騒いでいるのは学生だけである。
生涯年収が云々とか言っているのも然り。
主語がでかいのも然り。
自分が具体的にどんな仕事をしてどんな生活を送りたいのか、考えていない。イメージしていない。
大企業で官僚的な仕事をすることが「勝ち組」で、その委託企業などで実務的な仕事をすることが「負け組」などと、本当にそんなに単純なモノサシが正解なのだろうか。
単なる同世代に対する「見栄」だけじゃないのか。
同世代の意見など参考にする意味はない。
みんな自分と同じで世間知らずなのだから。
他人と比較するな
上述の「思考停止するな」とも関係するが、しょせんは社会経験がない者同士で、「勝ち組」「負け組」とか言い合っているだけでは、自分は幸せにはなれないだろう。
人は人。自分は自分。
自分にとってどういう道に進むのが良いのか。
問題はそれだけであり、他人と比較することは意味がない。
置かれた場所で咲くことも大切(最後は縁も大切)
これは受験などにも言えることであるが、第一志望には入ることができないこともあるだろう。
しかし、そこで腐ったりせずに、入ったところで頑張ってみることも大切である。
特に仕事なんてものは、「やってみなければ自分に合っているかどうかわからない」のだから。
第一志望とは違うところに入ったとしても、入ったら案外、自分としっくり合うかもしれない。
縁というものもある。