IT (情報技術) 学習記録-もしくは中高年(就職氷河期世代)の生き方-

IT系,または,電気通信系資格の学習記録を中心に。もしくは中高年(就職氷河期世代)の生き方,働き方,世の中。中高年の転職の現実。

多額の借金までして大学に進むくらいなら、進学せずにとりあえず就職してしまうという選択もありだと思うんだが…


多額の借金までして大学に進むくらいなら、進学せずにとりあえず就職してしまうという選択もありだと思うんだが…


今日のネットニュースで、下記のような記事を拝読した。


自己破産者も急増「私はこうして奨学金を返せなくなった」

就職すれば大丈夫と思っていたのに

gendai.ismedia.jp


奨学金制度という言葉だと実感がわかない人もいるみたいだが、これは借金そのものなのだ。

借金は、可能な限りしない方が良い。

これは社会人になると本当にそう思う。


すべては情報が足りないのが問題


21世紀に入って、大学進学率が急激に上昇し、現代では高校卒業者の半数くらいが、大学に進学する時代となった。

大学に進学する理由の多くは、本来の「学問をもっと追究したい」という理念からは程遠い、「今どき大学くらい出ていないと良い就職先にありつけない」という理由のようだ。

本当にそうだろうか。


あくまでもネット界隈での書き込みを見ての感触なので、どこまで本当かはわからないが、下記のような状況が見える。

  • (1) とにかくやみくもに「大手有名大企業」に入ることが成功だと思っている

  • (2) 上記(1)のためには、とにかく有名でいわゆる高偏差値の大学に行かないとダメだと思っている

  • (3) 仕事や職業についての具体的なイメージは何も持っていない。知らない

  • (4) 上記(1)とセットの考えとして、中小企業に入ると「ブラックな職場」や「現場仕事」になると思い込んでいる


一言で言うと、世間知らず。何も知らない。

そして自己分析もしていない。

人の性格や特質によって、大企業に向いている人、中小企業に向いている人など、様々であるのが本当なのだが…。

もちろん、中小企業がすべて「ブラック」であるということは真っ赤なウソであるし、大手有名大企業であっても「ブラック」は存在する。

「現場仕事」は企業の大小に関わらず重要である。また、そうした仕事のほうが性に合っている人も多い。


実際の例を挙げよう


例えば、私の実際の勤め先のことを少し書く。

業種/職種はシステム開発/保守を行う、システムエンジニア

これは本当のことだが、私の先輩社員の中に、同じ高校を同学年で卒業した二人がいる。

その二人は、それぞれ、大学卒業、専門学校卒業と、学歴は異なる。

年齢は同じだが、専門学校卒の方が、早く入社したので、そちらが先輩社員になる。(不思議なもので先輩後輩という事実は、ずっと変えられない事実になる)

両方ともに、現在、入社して30年近くになるベテランだが、専門学校卒の人の方が、職位としては上でやっている。

学歴や入社年次の問題ではなく、その専門卒の人の方が、技術的な知識を多く持っていたりする面が、評価されている。

無論、両方の人ともに、これだけ長く勤めているわけだから、実績の評価もあり、仕事ができないわけではない。


入社されたのが30年近くも前なので、現代の就職事情とは異なるかもしれない。

しかし、上記の状況は、ひとつの厳然たる事実である。

いまの学生の人の多くは、「学歴ですべてが決まってしまう」と思い込んでいるようだが、実際にはそんなことはない。


実際に働いてみないとわからないことが多い


学生の段階で、充分に自己分析を行うことは重要だが、それでも、実際に社会に出て働いてみないとわからないことも多い。

上述したように、「学歴だけ」で、すべての「優劣」が決まってしまうことはない。(そう思いたい、もしくは、そう思い込んでいる学生が多いようだが)

借金までして無理して大学に進学するくらいなら、もっと早めに社会に出てみるのも、選択肢としてはありだと思う。


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