「怒り」の感情を否定するな!
「怒り」の感情を否定するな!
書店をめぐるのが昔から好きである。
近年はオンラインで書籍を購入することが増えたが、オンラインでも書籍を検索するのが好きである。
近年、売れている本を見るに、ある傾向が見える。
(1)感情的にならないようにしよう
(2)怒らないようにしよう
(3)アホと戦って時間を無駄にしないようにしよう
人間の「喜怒哀楽」のうち、特に「怒」の部分を抑えたほうが良いという風潮にあふれている。
自分の感情を下手に抑え込むと病んでしまうこともある
私は、下記の言葉があまり好きではない。
「怒ったら負け」
確かに、理性を失って、怒りの感情に支配されてしまうと、いろいろと良くない。
それはそう思う。
しかし、一方で、
タイミングよく「怒れない」ことで損をする
という経験を、いままでしてきた。
そして、そういう人をたくさん見てきた。
「怒り」の感情をいけないものだと思い込み、自己嫌悪や、自己肯定感の否定につながってしまうこともある。
「怒り」の感情は、そんなにいけないものなのだろうか。
「怒り」の感情は、喜怒哀楽といった人間の感情の基本的なものである。
「腹が立ったら怒って良い」
「腹が立ったら怒って良い」
本当にそう思う。
自分の心に発生する感情にウソをついてはいけない。
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腹が立ったら怒りなさい (WIDE SHINSHO182)(新講社ワイド新書)
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