IT (情報技術) 学習記録-もしくは中高年(就職氷河期世代)の生き方-

IT系,または,電気通信系資格の学習記録を中心に。もしくは中高年(就職氷河期世代)の生き方,働き方,世の中。中高年の転職の現実。

「5G」「IoT」「AI」などと言う前に、基礎理論となる「電気工学」「電子工学」「無線工学」を勉強しよう!


「5G」「IoT」「AI」などと言う前に、基礎理論となる「電気工学」「電子工学」「無線工学」を勉強しよう!


今年に入って、私は仕事の忙しさもあるが、何より、「電験三種」(第三種電気主任技術者試験)の勉強に時間を使っている。

(このブログもそれがあって更新が滞り気味になってしまった)

電験三種の試験範囲は本当に広範囲にわたっている。

電気工事士試験とは比較にならない。

電験三種の範囲をすべて人に教えられるくらいに知っている人なら、確かに誰からも一目置かれるだろう。


ウチの親などは全く無知なので、私が先日合格した「第一種電気工事士」のほうが、「電験三種」よりも上だと思ったようだ。

頭についている「一種」「三種」という数字から、そう思うのだろう。

ちなみにウチの会社の人事部も、同じくらいにしか思っていない。電験三種第二種電気工事士が同レベルに社内的にはランキングされている。


愚痴はさておき。

ウチの会社の経営層が、盛んに「DX」(デジタライゼーション)とか、「AI」「IoT」などと言い出している。

そして、そういう領域の研修を受けなさいという。

研修を受けるのは良い。そういう領域について関心を持ち、学習するのも良いだろう。

しかし、「5G」「IoT」「AI」などという領域は、複数の領域が複合した「応用分野」である。

例えば、5Gにしても、ではそれより以前の、第一世代から第四世代までの無線通信システムについて、ちゃんとわかっているのか?……と言いたい。


IT系の分野でも、「データベースの専門家です」という人が、基礎となる「ストレージのしくみ」や「コンピュータの動作原理」を知らず、「SQLならわかります」などと言い出したら、それはニセモノだとわかってしまう。


技術領域マッピング
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回り道に見えるかもしれないけれど、応用分野をしっかり理解したいと思うなら、基礎分野から学習しないといけない。


kf7757.hatenablog.com

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