航空無線のお勉強…ちなみに動画サイトに載っている航空無線音声は掲載時点で電波法違反です
航空無線のお勉強…ちなみに動画サイトに載っている航空無線音声は掲載時点で電波法違反です
その昔、航空機の写真撮影にハマっていた時期があって、一眼レフのカメラ等を持っては羽田空港(正確には東京国際空港)やその周辺に毎週のように通っていた事があった。
当時のパソコンには「ぼくは航空管制官3」というゲームを入れていた。
航空無線(エアバンド)が聴きたくて、AMのエアバンドが入る受信機を持って空港に行くと、航空管制官とパイロットとのやり取りを聴くことができた。
(航空無線の世界では、現在でも原始的なAM方式での無線が主流である。敢えて緊急時の無線において、他の交信に混信させる事を許容しているためである)
ちなみに、航空無線に限らず、あらゆる通信において、ある特定の相手との通信状態にある場合…
それを傍受する事自体には違法性は無い。
しかし、
その通信の存在や内容を自分以外に知らしめることは、重大な違法行為である。
つまり、動画サイトなどに載っている航空無線の内容などは、掲載した時点で違法なのである。
通信をただ聴くだけであれば何の問題も無いが、それを存在も含めて内容を自分以外に知らしめる行為は犯罪なのである。
航空無線において使用される電気通信術(フォネティックコード)
A:アルファ
B:ブラボー
C:チャーリー
D:デルタ
E:エコー
F:フォックストロット
G:ゴルフ
H:ホテール
I:インディア
J:ジュリエット
K:キロ
L:リマ
M:マイク
N:ノベンバー
O:オスカー
P:パパ
Q:ケベック
R:ロメオ
S:シエラ
T:タンゴ
U:ユニフォーム
V:ビクター
W:ウィスキー
X:エックスレイ
Y:ヤンキー
Z:ズールー
0:ジロ
1:ワン
2:ツー
3:ツリー
4:フォワ
5:ファイブ
6:シックス
7:セブン
8:エイト
9:ナイナー