IT (情報技術) 学習記録-もしくは中高年(就職氷河期世代)の生き方-

IT系,または,電気通信系資格の学習記録を中心に。もしくは中高年(就職氷河期世代)の生き方,働き方,世の中。中高年の転職の現実。

私には自動車が運転できない


私には自動車が運転できない


運転するための技能も持ち合わせていない。道路交通法の基本的な部分にも疎い。

何故なら、そのための訓練を受けていないから。

従って、国家資格である「第一種運転免許」(いわゆる普通自動車運転免許)を持っていない

能力も持っていないし、そのための資格も持っていない。

だから、私には自動車が運転できない。


運転したかったら免許を取れば良いじゃないか、という何気ない言葉


世界でも類を見ないほどの、最高レベルの鉄道技術が普及している日本であっても、自動車運転免許の保有率は、相当に高い。

警察庁の統計情報を確認すると、障害を持っていない人であれば、ほとんどの人が、とりあえず免許だけは持っている、という状況なのがわかる。


子供時代には、将来はバイクを運転してみたいと思った時期もあった。しかし、生まれつき目が非常に悪い方で、矯正視力でもせいぜい「0.5」程度に留まってしまう事から、運転免許はあきらめた。



上記にも書いたように、自動車運転免許は、「第一種運転免許」という、立派な国家資格である

企業の求人広告に、「要普通免許」と書かれたものが何と多いことか

多くの人が当たり前のように保有しているためか、その資格の大きさに気付いていない人が多くいるように思える。

「免許持ってないんですよね」と言うと、「免許くらい取れば良いじゃないか」と何気なく言われるくらいには…。


持たざる者だからこそあこがれる「免許」としての資格


情報処理技術者試験をはじめとするIT系の資格試験は、実は単なる認定資格にすぎない。自動車運転免許のような、「それを保有していないと行為が許されない」という強力な「免許」としての資格ではない。

今年から、情報セキュリティスペシャリスト試験(SC)が、情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)という別の試験に変わり、IPAはこれを「名称独占資格」だと売り込んでいる訳であるが、しょせんは「名乗るのに登録が必要」というだけであり、IT業界の反応は冷ややかである。

情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)として登録したからといって得られるメリットは、あくまでもその名称を独占的に名乗れるというだけである。登録することで発生する義務や維持費用なども考慮に入れると、むしろデメリットの方が大きいとさえ思える。

現に、業界大手IT企業の対応は鈍い。


今年度は、思うところもあって、非IT系の分野の勉強をはじめたいと思っている。

そこで目指したいのは、「業務独占資格」や「必置資格」の分野である。

くだらないと思われても良い。

自動車運転免許すら持っていない私にとっては、それがどんなに些細な資格であっても、あこがれなのである

例えば「第二種電気工事士」とか、例えば「危険物取扱者乙種4類」とか。(あくまでも例だが)

持たざる者だからこそあこがれる「免許」としての資格だ。


10年後には絶対に来るであろう、我々就職氷河期世代(日本版ロスト・ジェネレーション)が社会から閉め出され、過当に競争せざるを得なくなる時代に向けて。

kf7757.hatenablog.com


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