IT (情報技術) 学習記録-もしくは中高年(就職氷河期世代)の生き方-

IT系,または,電気通信系資格の学習記録を中心に。もしくは中高年(就職氷河期世代)の生き方,働き方,世の中。中高年の転職の現実。

第二種電気工事士に合格はかなりうれしい


第二種電気工事士に合格はかなりうれしい


この5月から7月のプライベート時間のかなりを費やして受験した「第二種電気工事士」(筆記/技能)。

正式な合格通知が届いた。

正直、ものすごくうれしい。そしてホッとした。

この試験の本質は技能試験(実技)にある。

強電の仕事で最低限知らなければならない必須知識が技能試験の対策をやることで身につく。

そういう「しくみ」になっている。

うまいことできていると思う。


これで、一応、「IT」「弱電(無線通信)」「弱電(有線通信)」「強電」の4分野について国家資格を有したことになる。

(ITは、国家資格(免許)というより国家認定に過ぎないことは以前に書いたとおり)

もっとも、それぞれの資格の中では最高位ではないのだけれど…。(昔のものもあるし…)

この中で、実技試験が課せられているのは、強電の電気工事士だけである。

強電の世界では知識が無いことが人命に関わるためである。


技能試験は専門家に習ったほうが良い


合格率のデータだけを見ると、第二種電気工事士は、さして難しい試験ではないように思えてしまう。

現に昨年の私は、そう思ってしまった。それで不合格だったわけだが…。

しかし、工事作業を本業としているような人や、電気工学科などで実習をしたことがある人ではない限り、独学で挑戦するのはおすすめしない。

普通のド素人が、独学で突破できる試験ではない。

電気工事の基本単位作業を、頭で考えることなく「身体で覚えている」くらいのレベルに持っていかないと、なかなか合格は難しい。

なぜなら、本番での試験の時間がとても短いからだ。


専門家である講師に実習を教えてもらうことで、お手本を生で見ることができるし、本当に基本中の基本の疑問も聞くことができる。

電気工事士もそうだが、電気関係の知識では、本当に独学よりも先生に教わるほうが良いことを実感している。

ただし、まったくの無知識状態で先生に教わるのは、非効率である。

新人研修でも、教えたことのほとんどが残らない。

それは、まったくの下地がない状態では、いくら知識を頭に入れようとしても入らないからである。


その意味では、電気工事士の技能試験対策については、私は、あえて2回以上の講習を受けることをおすすめしたい。

1回めの講習で、電気工事士の基本的な作業を体験し、頭に回路を作る。

2回めの講習で、一度できた回路に改めて知識(体で覚える知識も含む)を、再度頭に入れる。


ほっとしたのは、「これで第一種電気工事士にもチャレンジできる」と思ったからでもある。

第一種にも挑戦するつもりでいる。


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