【リマインド】しっかりと読んでおきたい日本の労働環境の実態と未来予測
【リマインド】しっかりと読んでおきたい日本の労働環境の実態と未来予測
拝読しているとあるブログ記事からのリンクで、
という、厚生労働省の統計資料および分析資料の存在を知った。
(厚生労働省)平成26年版労働経済の分析_人材力の最大発揮に向けて
こういった統計に基づく白書・分析資料は、特定の企業や業界や個人の恣意が混入していない、ある意味では最も真実に近い事が書かれている。
無論、単なるデータだけでは読み解けないため、分析結果には特定の思考が入る訳だが、少なくとも国レベルの広い視野に立ったものなので、一定の評価はして良いものだと思う。
ここで注目したい事は、例えば、団塊の世代が75歳を超えてくる2025年までに、どういった職種や業界に人材が不足しているのか、などである。
日本においては、転職という行為はそれだけで高リスクであるという現実
などの資料を読むと、改めて思い知らされる現実として。
日本においては、「最初に就職した職場に定年まで勤める」ということに対して…
自分自身がそうであるという人の割合が非常に高く
またその事を肯定的に捉えている人の割合も非常に高く
その多数派に属していない人々は完全に一部の上流階層と少なくない非正規労働者などの階層とに分断されている
…という事である。
日本においては、転職という行為はそれだけで高リスクであるという現実が資料からは見えてくる。
こういった資料は、しっかりと読んでおきたい。
そして、そう遠くない激震が走る未来に備えたい。