IT (情報技術) 学習記録

主に情報処理技術者試験、オラクルマスター、Linux技術者試験(LPIC)等の、IT系、または電気系の学習記録を中心に。(働き方や世の中も)

「知ったかぶり」からはじめよう


「知ったかぶり」からはじめよう


はじめは誰もが初心者・初学者である。学問でも仕事のとある領域でも。

人は何者かのフリをする事からはじめ、そうする事で、その何者かに近い存在になって行く。

何かの専門家になりたいと思うなら、その専門家のフリからはじめれば良いのである。


一応、普通の職業人として20年程度、様々な人を見てきたが、何年たっても「その道の専門家」にならない人、「その道の専門家」として周囲からも一目置かれる人、両方いる事がわかってきた。

ここで断っておく事は、必ずしも専門家になる事がすべて良い事である、とは言い切れないという事である。人には「向き不向き」がある。「ゼネラリスト」も世の中には必要であると思う。

その上で、私は個人的には、専門性を高めたいし、これからの世の中に強いのは専門性を高めたスペシャリストであろうと思っている。これはここでも何度か主張してきた事である。


「わからない」と言っているうちは「わからない」


日本人は控えめな方が好まれる。そう思っている人も多いようである。

しかし、仕事において、必要以上に謙遜して「自分はよくわかっていないんですが」と言うことは、マイナスでしかない気がする。

例えは悪いかもしれないが、よく「仕事はできる人に集中する」と言われている。

情報や知識も、実は同じである。たくさん持っている人に、より多く集まってくる。

「わかっていない人」よりも、「わかっている人」に、より多くの情報が集まる。


自分はこの分野をよくわかっていない。よく知らない。

謙虚に自分自身の中で思う事は大切であるが、それが過ぎると、自分に対する言い訳になってしまう。

確かに100点満点の知識はない。でも、60点位の知識はあるかもしれない。

こういう場合、まだまだ100点ではないから「自分はよくわからない」と思い、人にもそのように言うか、もしくは、60点くらいは知っているので「自分はまずまず知っている方だ」と思い、そのように振る舞うか。

実は、100点満点の人など世の中にはほとんど居ない。

従って、前者では、いつまでたっても「自分はよくわからない」と言い続ける。一方、後者は「自分はまずまず知っている」と思い、そのように振る舞う事によって、自然とその知識をさらに高めていく。


「はったり」をそのままにしない


専門家のフリをするという事は、時には「はったり」をしてしまう事もある。

ここで重要な事は、せっかく打った「はったり」をそのままにしない、という事である。

「はったり」を打つ。そうすると、その後、自分の中では、「あのはったりは正しかっただろうか」と必死に思いが駆け巡る。

なお、知識がゼロの人には「はったり」は使えない。知識がけっこうあるからこそ、できる事でもあるのだ。

従って、「はったり」は割と当たっている事が多い。しかし、自信が無い。そこで、上記のように、「はったりは正しかったか」を後でしっかりと検証する。

検証することで、その知識は定着する。


こう言う私も、最近、仕事疲れで勉強が進まない。フリばかりしていないで、早く本当に知識を付けなくてはと思う次第である。