プログラミング的な思考を身につけるのなら、数学の復習も大切のような気がする
プログラミング的な思考を身につけるのなら、数学の復習も大切のような気がする
最近、休日には、どちらかと言うとIT系ではない分野の本やWebページを良く見ている。
ズバリ言うと、数学である。
普段の業務では日本語力しか鍛えていない感があり、中学生、高校生レベルはもちろん、下手をすると小学生レベルの算数も、問題が解けるかあやしい状態にある。
そのような状況で、改めて数学の書物を読むと、かなり新鮮な気分である。
特に対数(log何とかというやつ)などの考え方は、今になって改めて読んだり聞いたりすると、論理的な思考の展開とはこういう事なのか、と感嘆する。コンピュータや電子卓上計算機が存在しなかった昔に、こんな概念を考えるなんて天才かよ、とも思う。
以前、とある識者が、こんな事を言っていた。
「プログラミング教育の義務化」という言葉だけがひとり歩きしているが、その真の意味は「プログラミング」のみを義務化するのではなく、「プログラミング的な思考」の教育を義務化するという意味だ。
という事であれば、いきなりプログラミングという話ではなく、まずは数学の授業をもっと面白く、脱落者が出ないように工夫して、数学的な思考力を高めるという方策も有りなのではないか、とも思える。
まぁ、単に、私がいま、数学の復習をしているから、そんな気分になっているだけなのかもしれないが。
数学を何のために復習しているのか
思うところがあり、「電気数学」を勉強しはじめている。
自分が知っている専門領域を少しでもズレると、こんなにも基本的な事がわからない、難しいのだ、と驚愕する思いである。
コレは短期的に何かを収穫するための勉強というよりは、中長期的な事を考えている。
以前の記事にも書いたが、あと10年もすると、私が属する世代はどんどん職場から閉め出され、大競争時代になるだろう。(職場から閉め出されても年金がもらえる訳はなく、また働かないといけなくなるだろう)
その時に、たぶん、ありきたりなSEの経験なんて、評価されないような予感がする。
…まぁ、そんな思いだけはある。
こんな本が欲しいのでポチった
理系人のための関数電卓パーフェクトガイド〔改訂第一版〕 (とりい書房の“負けてたまるか”シリーズ) 遠藤雅守 (著)
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この本は「なか身検索」や口コミを見ると良書のようなのに、既に絶版になっている模様。
何故なのか。