精神障害者福祉手帳というものがあるのだが取得した方が良いのかどうか…
精神障害者福祉手帳というものがあるのだが取得した方が良いのかどうか…
来年度(平成30年度:2018年度)から、精神障害者雇用の義務化という法律が施行されるらしい。(実際には「義務」というほどの事ではないらしいが、障害者雇用率のカウントに精神障害者が正式に加えられるようだ)
それがあるせいなのかどうなのか。
先日、職場の保健師さんから、手帳を考えたことがあるか、と訊かれた。
考えたことがまったくないわけではないが、私の場合、確かに数回、長期に会社を休んでしまう事があり、その最も長いものが昨年までの三年間という期間だった訳であるが、正直、自分が『障害者』なのかと自問すると、どうなのか、と思う。
それに、私の場合は、申請が通ったとしても3級だろう。
精神の障害者手帳3級は、別に年金が出るわけでもなく、ほんの少し公共交通やサービスが割安になったりするだけである。
果たして身を守るものになりえるのか
手帳を持つことのデメリットは、私としては、職場などの人事情報に「精神障害者」として記録が残ることだと考える。
それは、身を守る盾になってくれる場合もあるかもしれないが、かえって不利な扱いを受ける可能性も捨てきれないと思える。
組織は、結局のところ、過去から連綿と引き継がれてきた人事情報で判断するものなのだから。
メリットは、多分に経済的な面であると思える。些細な事だが携帯電話料金なども割安になるらしい。
そして、上にも書いたが、やはり身を守る盾になりうるか。
これに尽きる。
自分は精神障害者なのかという根源的な問い
あとは、根源的な問いである。
(今回の記事は、書こうか否か、正直迷いましたが、率直に書きました)